幼児から始めるメリット
幼児から英語学習を始めるメリットは一時的なものではなく、お子様の成長過程ではっきりと現れてきます
幼児期におけるメリット
①音の呼吸は6歳まで
音感は6歳までに形成されると言われています。この時点までに日本語には存在しない子音の音等を聞いて発音することにより、その音は脳に刻まれ発音できるようになります。高齢の方が「D」の文字を「デー」と読んでしまったり、「ヴィジュアル」の「ヴ」が「ビ」の音になってしまうのは、その世代の方の子供の頃には、このような音が耳に入る機会がなく、脳に記憶されなかったことが原因です。
②英語を勉強だとは思わない
幼児のお子様のレッスンは、日常生活や保育所・幼稚園で交わされている挨拶や表現を、そのまま英語に置き換えた内容になっています。彼らにとっては楽しい遊びの一環です。体を動かし、歌を歌いながら英語を日本語と同じ様に、体感して覚えていく事が出来るのです。
小学生期におけるメリット
①現在の学校教育とは違い、詰め込み型教育ではない
年数をかけて、多くのフレーズ・単語・文法を、視点を変えて繰り返し学ぶ事により、しっかりとした知識の定着をはかります。また、文法等のルールから入るのではなく、フレーズ自体を覚えていく為、一部の単語を変えるだけで違う表現が出来るといった応用も解ってきます。
例 : What do you have ? → What do you want ?
②「話す・聞く・読む・書く」の4技能をバランスよく学ぶ
これまでの学習によって、音のつながりが無意識のうちに理解出来ている為、速いスピードの英語も聞き取り易くなります。今までに学んだフレーズを使って、相手の話を理解し発言するという練習をしていきます。また、年齢に応じた文章の読み書きも学びます。
③間違える事を恥ずかしがらない
小さい頃から英語に慣れ親しんでいる為、高学年特有である「恥ずかしさ」を感じにくいので、間違える事を怖れず、人前でも堂々と英語を使う事が出来ます。
中学生期におけるメリット
①英語教育により国際的な視野が広がる
英語教育とは、英語だけを学ぶ事ではありません。英語を教えていくにあたり、やはり国際的な視野を取り入れた教育をせねばなりません。何故なら、言語というものは文化や慣習に深く関わっているからです。必然的に子供達は、早いうちから世界地図を見て、日本という国と他の国々を比べていきます。すると自然に視野が広がっていきます。その知識が中学生で開花するのです。「将来こんなことをやってみたい!」と相談してくるのも、この時期です。
②外国人に対して物怖じしない
中学生になってくると、自分の英語能力を試したくなってきます。外国人の先生にも物怖じせずアタックしていきます。ALT(Assistant Language Teacher : 小・中を対象に授業補佐に来ている外国人講師)と友人の様に接して、色々な事を話している生徒もいます。
高校生期におけるメリット
①物事や自分の将来を幅広く考えるようになる
視野の広い子は、ただ自分の自己満足ではなく、将来何かの役に立ちたいと思い始めます。それがきっかけとなり、自分の将来の選択肢に対し国際的な視野を持って、目標を定めはじめます。
②言語としての英語の必要性に気づく
「受験に必要だから勉強する」「ただ英語が話したいから勉強する」等というだけでなく、自分の知識を増やしたい、活かしたい、役立てたいなら英語は必須であると気づき、教科としてではなく、言語として英語を受け止めるようになります。